日別アーカイブ: 18-01-05

定期借地権の種類

定期借地権を利用したくても知識がなく困ってしまう人も少なくないでしょう。定期借地にはどのような種類があり、それぞれどんな違いがあるのでしょう。

家前頁の記述のように、定期借地権には3種類あります。最も活用されているのは用途の制限がない一般定期借地権です。契約期間は50年以上と長期間です。契約更新はなく、建物の建て替えによる借地期間の延長もありません。建物の買取請求はできません。建物マンションや戸建て住宅に活用されています。

事業用定期借地権の用途は事業用建物に限られます。契約期間は10年以上50年未満で、契約更新はありません。建物の建て替えによる借地期間の延長もなく、建物の買取請求はできません。以前は借地期間が短かったためコンビニエンスストアなどの比較的短期間で資金回収できる路面店の活用が中心でしたが、高齢化社会の影響を受け、介護・医療施設などの利用も増えています。

建物譲渡特約付き借地権は活用が最も少ないです。用途制限はありません。契約期間である30年以上が経過したら、建物を相当の対価で地主に譲渡するといった特約がついています。契約終了時に一般定期借地権と事業用定期借地権は原則建物を取り壊して土地を返還するのに対し、建物譲渡特約付き借地権は建物の撤去はせず土地を返還します。

さまざまな条件によって選ぶ定期借地権は変わってきます。目的や状況をはっきりと踏まえて定期借地権を利用しましょう。